米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2009年2月15日日曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十八
上の写真は昨日友人と食事に行ったときのものです。
Cheesecake Factoryという店に行ったのですが、このレストランはアメリカでは結構有名な全国チェーンです。
なかなかおしゃれで、それなりにおいしいので、たまに使います。
昨日は8時に予約をしていったのですが、待てど暮らせどテーブルにつくことが出来ず、結局座ることが出来たのは9時前でした。
幹事をしてくれた友達はかんかんに怒っていたのですが、そのおかげで前菜が無料になりました。
僕としては、どうせ遅い時間まで話しているんだし、待ったおかげでお腹がすいて料理がいっそうおいしく感じ、しかも安くなったのでもうけものという感じでした。
友人と楽しい時間を過ごしたあとは、現実が待っているというのが世の常です。
来週は課題の提出ラッシュです。
昨日はProduct and Brand Managementという授業の課題のため、図書館にデータを取りに行きました。
商品を選び、その商品のトップブランドの現状と戦略を分析するというものです。
僕達のチームはスニーカーを選びました。
Simmonsというデータベースからデータを取ったのですが、各ブランドごとの所有人数が年齢別、地域別などに分かれています。
このようなデータベースはその使い方がわかれば簡単なのですが、使い方がわかるまでに非常に時間がかかります。
司書に何回も聞いて、やっと使い方をマスターすることが出来ました。
ところが実際に分析を始めてみるとデータの取り方がまずかったということがわかり、結局3回図書館に行ってデータの取り直しを刷る羽目になりました。
Principled Leadershipという授業では、Stress Managementというレポートを書かなければいけません。
今時分が抱えているStressを授業で紹介された方法を使いながら分析し、それを自分でどのように克服しているか、または対応しているのかを説明する、というのが課題です。
そもそも楽天的な僕はあまりストレスを感じないほうなので、何をネタにしていいのか非常に迷います。
Stressといっても定義は非常に広いので、レースや試合の前の緊張と、その緊張への対応の仕方、緊張することによって生まれる力などに関してのレポートにしようかと思っています。
というわけで、今週末も息のつけない日々が続きそうです。
今のところmeetingは入っていないのですが、team assignmentに関してはメールを交換しながら仕上げることになっており、それでもどうしようもなくなったら急にmeetingに切り替えるということも十分ありえます。
しかしこのような日々もあと数ヶ月なので、悔いのないように取り組んでいきたいと思います。
2009年2月14日土曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十七
上の写真は先日のSupre Bowlのときの様子です。
2月1日だったのですが、カキ氷です。
室内はエアコンが利いており、熱気もあって暖かかったとはいえ、さすがにカキ氷を食べる気にはなりませんでした。
でも売れ行きはなかなか好調のようで、あっという間になくなっていました。
ちなみにこれらの食べ物はすべて無料です。
2月はBlack History Monthです。
その名の通り、アフリカ系アメリカ人の歴史を記念する月で、いろいろなイベントが行われます。
昨日はカラーラインと呼ばれるアフリカ系アメリカ人差別を破った最初の大リーグ選手であるJackie Robinsonを記念するちょっとしたショーが当校で行われました。
そこで、なぜか僕がJackie Robinsonの役をやることになったのです。
僕はアフリカ系アメリカ人ではないのですが、「人がいないし、別にいいじゃん。」という話になったので、面白そうだということでやってみました。
差別、憎しみなどが入り混じったすさまじいまでのブーイングの中、それに反応することなく静かにホームランを打つというシーンです。
ちなみに、今回は使いませんでしたが、僕が大好きなJackie Robinsonにまつわる逸話があるので紹介させていただきます。
短いものですが、アメリカでも非常に有名で、アメリカでのアフリカ系アメリカ人の歴史を色濃く反映しています。
Jackie Robinson: Are you looking for a Negro who is afraid to fight back?
Rickey: with guts enough not to fight back.
Brooklyn DodgersのBranch Rickey会長に「何があっても絶対にやり返したり、反応したりしてはいけない。」といわれたときの会話です。
かなりの意訳ですが、僕なりに訳すと以下のようになります。
「背中を向けることしか出来ない黒人を探しているんですか。」
「それでも強い意志を保てるのが君なんだ。」
そのあと、Jackieは黙って契約書にサインした、ということになっています。
Jackie Robinsonはファン、相手チーム、審判のみならず、時には味方からの差別に耐え、そして忍び、自分の能力を実際のプレーで示すことで少しずつ差別を拍手に変えていったのです。
2009年2月13日金曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十六
上の写真は大学構内にある郵便局の様子です。
キャンパスのちょうど中心にあるDUC (The Dobbs University Center)に入っており、なかなか便利です。
僕は今学期Product and Brand Managementという授業をとっているのですが、そこではPharmaSimというソフトを使ってマーケティングのシミュレーションを行います。
僕はこのようなことをやるのは今回が初めてなのですがマーケティング系の授業ではよくやることのようです。
teamに分かれての競争になっているのですが、この授業ではteam同士の競争はしません。
ものによってはteam同士の競争をするなど、その内容もバラエティーに富んでいるようです。
学期を通して10回意思決定をするのですが、来週の月曜日が2回目の意思決定になります。
というわけで、今日は2時半からteam meetingをしました。
正直なところ今週月曜日の1回目の意思決定が良くなかったので、その反省をし、また今回の意思決定に際してどのような情報が必要かを検討しました。
いつでも誰でも手に入る情報もありますが、買わなければいけない情報もあります。
これは実際に僕達が現金を払うわけではなく、シミュレーションの中で予算が決められていて、その予算の中でどのような情報にお金を使うのかも自分達で決めなければいけないということです。
そのお金は情報を買うだけではなく、マーケティングにも振り分け可能な予算なので、そのあたりは現実に出来るだけ近くなるように設定されているようです。
初めてなのでわからないことも多く、teammateにおんぶに抱っこという感じですが、助けてもらいながら何とかついていっています。
Product and Brand Managementでは来週月曜日にもう二つ提出しなければいけない課題があり、今週末はそれらにかかりきりになりそうです。
ではそれらにかかりきりになってばかりいられるかというとそういうわけでもなく、他にもやることは山ほどあるのです。
というわけで、いつものことではありますが、今週も息の抜けない週末になりそうです。
2009年2月12日木曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十五
上の写真は最近のClairmont Campusの様子です。
ご覧のように抜けるような青空で、非常に良い陽気です。
最高気温は20度前後で、風もほとんどなく、昼間はTシャツ一枚で十分といった感じです。
これぞまさにAtlantaという天気ですが、今後しばらくはこのような日が続くようです。
この季節になると、アメリカ人はここぞとばかりに芝生に寝転びだします。
わざわざ芝生の上で本を読んだり、場合によってはmeetingをはじめたりします。
僕は正直そのようなことは屋内の、直射日光が当たらない、まぶしかったり風が吹いたり虫が来たりしない環境でしたいのですが、まわりが屋外や、芝生の上を選ぶときはそれにあわせざるを得ません。
今学期も気がつくとreadingとassignmentに終われる毎日です。
しかもそれ以外にもやることはたくさんあります。
まず、明日の朝は先日(「Goizuetaでの生活~其の二百三十九」参照)も紹介させていただいたGALA (The Goizueta Advanced Leadership Academy)のボランティアに行きます。
代数を教えるのですが、朝7時過ぎに家を出るというのは結構つらいものがあり、ボランティア自体はそんなに大変ではないのですが、知らない環境で過ごすというのは非常に疲れるもので、先週は9時過ぎにボランティアが終わったころには疲れ切ってしまっていました。
それから3時間授業を受けたのですが、非常につらかったのを覚えています。
2月はアメリカではBlack History Monthであり、アフリカ系アメリカ人の歴史にかかわるイベントが数多く行われます。
僕はそのイベントの一つを明後日手伝うことになっており、その準備もしなければなりません。
そうこうしているうちにreadingもassignmentもたまり、挙句の果てにもうそろそろmid-termという状況です。
というわけで、早くも何がなんだかわからない状況に今学期もなっています。
最後の学期ということで、計画的に余裕を持って過ごしたいとは思っていたのですが、なかなかそうはうまく行かないようです。
2009年2月11日水曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十四
上の写真もAtlantaのNike Run Clubの様子です。
僕はあまりよく知らないのですが、Boot Campというものが最近の流行らしく、同じLenox Mallにあるジムと提携して、Boot Campも開催しています。
これも参加費は無料であり、その場に来ればすぐに参加できます。
僕も一度やってみたのですが、非常につらいです。
楽しく出来るようにデザインされているのですが、上半身のメニューが多いので、あまり僕向きではありません。
でも、みんなとても楽しそうにやっています。
メニューをきちんと消化できている人はほとんどいませんが。。。
僕は運動はやはり外に出てやるのが好きなので、そういう意味でもBoot Campはあまり向いていないのですが、アメリカ人はこういうのが大好きなようです。
さて、今学期もかなり前から本格化しており、ReadingとAssignment提出に終われる日々が続いております。
そのReadingですが、最後の学期にもなってくると、だいぶコツがわかってきます。
ものにもよりますが、平均するとやはり読む早さも深さもだいぶ改善されてきています。
コツというのは人によると思うのですが、個人的にはやはり「そのケースについて授業でディスカッションをするときに、どのような発言をするか、どのような質問が予想されるか。」を意識しながら読むことに尽きると思います。
逆にそれが出来ていないで読むと、読んだあとに、結局何がなんだかわからなかったということになりかねません。
僕自身もいつもそれがきちんと出来ているわけではありませんが、それが出来ているときは授業が非常に有意義なものになりますし、ディスカッションをしていて楽しいと感じることが出来ます。
ただ、そのような読み方は時間がかかるのも確かで、時間がないときはそんなことをしていられないというものまた現実です。
早め早めにこなしていけばそういう事態は避けられるはずなのですが、毎回そううまくいくわけではありません。
というわけで、出来るだけすべてのReadingに関してそのような読み方が出来るよう、計画的に取り組んでいきたいと思います。
2009年2月9日月曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十三
上の写真はAtlantaのNike Run Clubのものです。
ご覧のように、店内にある靴をかりて、それをはいて走ることが出来るようになっています。
僕はこれは非常に有効なマーケティングだと思います。
まず、ランナーがNikeの靴を試し履きすることが出来ます。
そして、Nikeの靴に興味がないランナーでも、とりあえず履いてみようと思います。
なぜなら、ランニングシューズというのは消耗品だからです。
他の靴も当然消耗品なのですが、ランニングシューズは特に軽さを追求しているため、どうしても耐久性が劣るのです。
というわけで、ランナーであり、そして特にコストを気にするのであれば、出来るだけ自分が気に入っている靴を履きつぶさないようにしたいはずなのです。
走る距離によって靴は確実に消耗するからです。
となったときに、このような機会があれば、「新しい靴を履けるし、今自分が気に入っている靴を消耗させなくてするから参加してみようか。」という気になると考えられるのです。
そして、そのようなランナーこそ常に自分に合う新しい靴を探しているものなのです。
つまり、その靴が自分に会うとわかったときには、その靴を買う可能性が高いのです。
というわけで、僕もこの靴にはいつもお世話になっています。
最後に、仕事帰りにこのNike Run Clubに参加する誘引になります。
ランニングシューズは軽いですし、大きな荷物ではありませんが、それでもオフィスにランニングシューズを持っていくのは結構邪魔なものです。
しかも、走るとなると、少なくともTシャツと短パンだけは必要になります。
でも、仕事用の革靴で来て、Nikeの靴をかりて走り、Nikeの靴を返して、またもとの靴で帰ることが出来れば利便性が高まることは言うまでもありません。
Nikeはいろいろ新しいことを始めることが好きな会社という印象がありますが、その戦略はこのように非常にダイナミックです。
費用がどれくらいかかっているのかはわからないのですが、長期的にその費用を回収しようと考えているのは明らかです。
そのあたりの視野の広さ、懐の深さが長い間業界をリードし続けることが出来ている秘訣かもしれません。
2009年2月8日日曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十二
上の写真は先日Product and Brand Managementで使われた製品です。
僕はこの製品を使ったことがないのですが、粉末のジュースのようです。
水に混ぜるだけですぐにジュースができるということで、アメリカでは結構人気がある製品だそうです。
数人で一つのグループになり、この製品のマーケティングを、授業で紹介された分析手法に基づいて考える、というのが課題でした。
僕自身は、授業で紹介された分析手法そのものをきちんと理解できていなかったこともありかなり苦労しましたが、それでも面白かったことは確かです。
いくつかのグループが発表したのですが、それぞれの考え方やものの見方によって、マーケティングの内容がかなり違ってくるということがわかりました。
今朝は久しぶりにレースに行ってきました。
レースといっても普通のレースではなく、多少嗜好が変わったものでした。
まず8時からは3マイルのPrediction Runです。
これは3マイルを走るのにどれくらい時間がかかるのかを事前に自分で想定して申告し、実際のタイムがそれに近い人が勝ち、というレースです。
ちなみに僕は18分40秒と申告し、19分5秒でした。
最初はPrediction Runが何かを理解しておらず、目標タイムとして18分と申告したのですが、あとで訂正したのです。
それでも25秒遅れてしまいました。
ただ、走っている間に18分40秒よりは遅れているなと自分で感じることが出来たので、その意味では感覚が身に付いてきたと思います。
そのあと8時45分からはOne-Hour Runでした。
これは文字通り一時間走り続けるというものです。
トラックを走るのですが、走り終わったときには全員がその場で止まり、その位置をレース本部の方が測ります。
つまり、同じことではありますが、タイムではなく、距離を測るのです。
僕は3マイルを走ったので、One-Hour Runは流しましたが、今度機会があったらやってみたいと思います。
ちなみに今日のレースはEmory University内で行われ、Emoryの学生は無料でした。
そのあたりはかなりおいしい今日のレースでした。
Goizuetaでの生活~其の二百四十一
上の写真はKegの様子です。
これは簡単に言うと毎週木曜日に行われる校内パーティーです。
とはいってもそんなに大掛かりなパーティーではなく、ビールが出されるだけです。
というわけで、お酒が飲めない僕にはほとんど関係ありません。
ただ、何らかの団体がスポンサーにつくと、そこの予算でピザが出たりします。
そのような場合は、そのピザが僕の夕飯になります。
先週のKegはまさにその通りでした。
ちなみにピザは箱が空いたらその箱を机の下に積み上げるのがルールになっています。
というわけで、瞬く間に箱が机の上から下に移動します。
たいしたことではないのですが、僕はこの光景が結構好きです。
さて、昨日のKeg、つまり木曜日までは非常に寒い日が続いていたのですが、今日は一転してぽかぽか陽気になりました。
恐らくこれから数日はこのような陽気が続くことでしょう。
やはりこれでこそAtlantaという感じです。
今日はCustomer Behaviorのmeetingがありました。
先日紹介(「Goizuetaでの生活~其の二百三十八」参照)させていただいた課題に関してですが、昨日の夜アンケートを締め切ったのです。
というわけで、今日はそのアンケート結果をもとに、課題を提出するためのスライドを作りました。
今学期も本格化しているので、みんな時間がなく、「さっさと終わらすぞ」という気合が充満している、という感じです。
集まった瞬間から一気にアンケート結果を最後まで見渡し、それからスライドの分担を決めて、その場でスライドを作成し、あとはメールでファイルを交換しながら仕上げていくことにしました。
このようにしていかないとグループプロジェクトはいくら時間をかけても一向に進まなくなります。
役割分担を決めるのに慣れてくると、だんだん時間を節約することが出来るようになるのです。
今になって考えると、そのようにして複数の人間で一つのプロジェクトに取り組むときにどのようにすればいいかを理解するのがビジネススクールの目的の一つかもしれません。
その点では、2年目の後半になってそれが理解できたのは、一つの収穫といえるのではないでしょうか。
2009年2月6日金曜日
Goizuetaでの生活~其の二百四十
上の写真は授業で配られたハンドアウトです。
このハンドアウトの配り方というのは、文化の違いを如実に反映しています。
日本人から見ると、アメリカのハンドアウトの配り方はめちゃくちゃです。
教授はとりあえず手前の人間に渡し、それを適当に回します。
端の人間がとって、それを横に流し、残りを後ろに渡すというような発想はないのです。
日本人やそのほかのアジア人がそのようなことをしているのを見て、真似をする人がぽつぽつ出てくる、という感じです。
当然ですが、アメリカ流の配り方では大混乱が生じます。
特に複数のハンドアウトを一度に配ったときなどの惨状はひどいものがあります。
同じハンドアウトが同じ場所を何回も回っているかと思いきや、他のハンドアウトは回ってこないなど、それだけで授業時間が大幅に削られてしまうのです。
アメリカ人は、良い悪いの問題ではなく、自分のところに自分が持っているハンドアウトが回ってくると、とりあえず誰かに渡します。
そのときに、なぜかその人がもうそのハンドアウトを持っているかどうかとか、どこかにそのハンドアウトを探している人がいないかどうかなどは考えないらしいのです。
このあたりは小さな様で非常に大きな差だと思います。
しばらくすると、あちらこちらで、このハンドアウトがない、あのハンドアウトがない、と手が上がります。
そのハンドアウトは教室の端で眠っていたりするのですが。
というわけで、僕は、特に複数のハンドアウトが配られるときは、真っ先にとって出来るだけ自分で配るようにしています。
そうしないと時間ももったいないですし、自分にハンドアウトが回ってこない可能性が高くなるからです。
このあたりの非効率性は日本では考えられません。
今になって、小学校のころにプリントの配り方、回収の仕方を学校でしつこいほどに教えられたことの意義を感じているところです。
このあたりが、特に製造業における質の差になって出てくるのでは、と思ってしまいます。
教授によってはそのあたりをわかっていて、混乱が生じないように気を配ったりもしますが、ごく少数です。
文化の違いはいろいろありますが、いまだに受け入れられず、理解できない違いの一つです。
2009年2月5日木曜日
Goizuetaでの生活~其の二百三十九
上の写真は先日のGALA (The Goizueta Advanced Leadership Academy)のセッションの様子です。
今回のテーマは「Improvise」ということで、いろいろなことを即興でやる、と言うことでした。
写真は、テーマを与えられ、そのビジネスモデルを1分で考えて発表するというものです。
僕のteamはたまたま今回は当たらなかったのですが、他のteamはなかなか面白い発表をしていました。
よく1分で突然告げられた商品の名前やマーケティング戦略を考えられるなと、感心してしまいます。
そして、今日の朝は、これもGALAの活動の一環で、地元の中学校にボランティアに行ってきました。
その内容とは、ずばり「代数(Algebra)を教える」と言うものです。
数学を英語で教えられるかどうか非常に不安でしたが、何とか受け入れてもらえました。
このボランティアはGALAの活動の中では必須なのですが、いくつか候補があり、その中から選ぶことが出来ます。
他にはほとんど言葉が必要ないようなものもあったのですが、せっかくならChallengingなものをやろうと思い、また英語の練習にもなり、もともと数学好きということで、これにしたのです。
その意味では「教えてあげる」という立場ではなく、「教えさせていただく」という立場なわけです。
とりあえず、「この人は何を言っているのかわからない」とは思われないようにしなくてはなりません。
幸い代数そのものはわかる範囲内でした。
当然といえば当然ですが、やはり実際に教える前はちょっと不安があったりしたのです。
英語を含めて、今日は何とか生徒にも受け入れてもらい、「とてもよくわかった。助かった。」といってもらえました。
これは非常にうれしかったです。
50分間だったのですが、初めてということもあり、一日の仕事が終わったような気分になってしまいました。
終わったのは朝の9時50分で、今日はそれから3コマ授業があったのですが、今日ほど疲れたまま授業を受けたのは初めてです。
来週も同じボランティアをするのですが、そのときは今日の経験を生かしてより効率的に教えることが出来ればと思います。
2009年2月4日水曜日
Goizuetaでの生活~其の二百三十八
上の写真は先日行ったベトナム料理の店の生春巻きです。
海老好きの僕にとってはたまらない食べ物ですが、海老好きの日本人でこれが嫌いな人はいないであろうというくらい、日本でも人気がありますね。
ただ、一皿で2.75ドルと、この店にしては結構高めの価格設定になっております。
さて、昨日も紹介させていただきましたが、授業はすでに本格化しており、課題などは容赦なく降りかかってきます。
昨日は4時からCustomer Behaviorのteam meetingがありました。
今回の課題は「新しいブランド名をつける」というものです。
新しいブランドでも既存のブランドでもかまわないのですが、ブランド名を考え、そのブランド名がその製品のどのような特性を反映しており、それを消費者がどのように捉えるかのアンケートをします。
実際に6つのブランド名を考えた上で、アンケートを作成し、消費者にそのアンケートに答えてもらい、その結果を分析しなければなりません。
というわけで、昨日のmeetingではその商品選びをしました。
いろいろな候補が上がったのですが、最終的には歯磨き粉に落ち着きました。
老若男女誰でも使うもので、アンケートをとりやすいですし、かといって消費者としてはあまり気を使う製品ではないからです。
その場でアンケートの素案を作成し、僕が実際のオンラインのアンケートを作成する係りになりました。
オンラインでアンケートを作るのなんて簡単だと思っていたのですが、以前使ったウェブサイトの使い方をほぼ忘れており、3時間くらいかかってしまいました。
深夜12時までには送ると約束していたのですが、結局出来たのは10時くらいで、時間を必ず守る文化に生きてきた日本人としては大いに焦ってしまったわけです。
とはいっても僕としては仕事は一段落したということで、ちょっとほっとしました。
来週火曜日が提出期限なので、今週の早い段階でアンケートを締め切り、あとはそれを考察してPower Pointのスライドを作成すれば完成です。
いつも早めに早めにと思いながら時間ぎりぎりになってしまうのですが、今回こそは時間に余裕を持って完成させたいと思います。
2009年2月3日火曜日
Goizuetaでの生活~其の二百三十七
上の写真は、昨日のSupre Bowlのものです。
Super Bowlは、御存知の方も多いと思いますが、NFLの年間王者を決める試合です。
これはアメリカでは一年でもっとも大きなイベントと言っても過言ではなく、全米が注目する試合なのです。
去年に引き続いてぼくがすんでいるClairmont CampusのジムがSuper Bowlを観る会場になり、Clairmont Campusに住んでいる学生を始め、多くの学校関係者が集まりました。
実際の試合ですが、Arizona CardinalsとPittsburgh Steelersの対戦となったのですが、27対23でPittsburgh Steelersが勝ちました。
僕はAtlanta FalconsがArizona Cardinalsに負けたのでどちらかと言えばCardinalsを応援していたのですが、第4Qに逆転に次ぐ逆転で勝負が決まるという、劇的な試合でした。
第3Qまではどちらかと言うと今ひとつすっきりしない試合だったのですが、そんな雰囲気は第4Qに入って吹っ飛んだ、という感じです。
会場では例によってピザ、ホットドッグをはじめ、ケーキやカキ氷も用意されており、それらを片手にみんなでSuper Bowlを楽しむことが出来ました。
さて、この週末はSuper Bowlを始めとしていろいろなイベントがあり、ほとんど勉強をする時間がなかったというのが実際のところです。
ちなみに、アメリカではSuper Bowlレベルになると、勉強をしない言い訳として許されます。
それほどSuper Bowlは大きなイベントなのです。
ただ、他人が許してくれるからそれで良いと言う問題でないのは明らかであり、この週末はいろいろなイベントの合間を縫って必死でReadingをこなしました。
しかし僕が今学期とっている授業はReading Assignmentが多い授業が多いのです。
一年目の、特に最初のほうに比べれば読む早さも深さもだいぶましに放っているものの、そう簡単には終わりません。
と言うわけで、昨夜は1時に寝て今朝は4時に起き、学校に行くときも歩きながらReadingをしなければならないという状況でした。
それでも何とか終わったので、結果的にはよかったということでしょうか。
逆にそれほどの無理をしてでも、Super Bowlと言うものはアメリカにいる限り見逃すことの出来ない試合なのです。
2009年2月2日月曜日
Goizuetaでの生活~其の二百三十六
上の写真は今日行ってきたブラジル料理のCarne N Espetoのものです。
これは当校のHispanic Business Associationが主催したイベントです。
ラテンアメリカ出身者が多かったのですが、アメリカ人や僕を含めたほかの留学生も参加し、総勢30人近くになってしまいました。
メニューですが、ずばりシュラスコです。
シュラスコとは、僕の理解では、いろいろな肉を焼いて、それをその場で焼き立てで食べるというものです。
肉以外にも野菜、ラザニアなどそのほかの料理もたくさん用意されているビュッフェスタイルです。
というわけで、あらゆるメニューを好きなだけ食べることが出来ます。
しかもそれで12ドルという超お手ごろ価格であり、今日は待ちに待った日であったわけです。
ちょっと場所が離れているのが玉に瑕ですが、それでも30分あれば行ける距離にあります。
このイベントの楽しいところは、食べ物もそうですが、ラテンアメリカの学生が多く集まるところです。
彼らは底抜けに明るく、最初から最後まで笑顔と笑い声が止まりません。
半分以上はよく知っている学生ですが、First Yearの学生やOne Yearの学生の中には知らない学生もいるので、彼らと知り合う貴重な機会でもあります。
さて、肝心の食べ物ですが、やっぱりメインは牛肉です。
僕はレアが好きなので、「とりあえず今ある一番のレアをくれ」と言って、まずひたすら肉を食べました。
二皿山盛りに牛肉を食べたあと、他のメニューと野菜を食べました。
と言うわけで、ボリュームもバランスも満点の昼食を楽しむことが出来ました。
このレストランに来るのは3回目なのですが、いつ来ても大満足で帰ることが出来ます。
一つ苦労したのは、店内が非常に込んでいたことです。
午後1時ごろ店に着いたのですが、ちょうどお昼時であり、一度肉をとるのに10分くらいならばなければなりませんでした。
友達と話していればいいので、時間はつぶれるのですが、やはり空腹をごまかすことは出来ません。
今度行くときは時間を多少ずらして行きたいと思います。
2009年2月1日日曜日
Goizuetaでの生活~其の二百三十五
上の写真は先日のWine Clubによるwine tastingのものです。
当Goizueta Business Schoolのクラブのほとんどはjob searchと直接結びついているのですが、このWine Clubはjob searchに直接結びついていない数少ないクラブの一つです。
しかし、洋の東西を問わずお酒を飲む場がビジネスにおいて非常に大事になってくるのは確かですし、特にレベルの高いビジネスになると、その重要性が増してきます。
というわけで、ワインの味くらいわからなければいけないということもあり、このようなクラブがあるのかなあ、と思ったりします。
ちなみにお酒の飲めない僕にこのイベントはあまり関係なく、その場で「みんなおいしそうに飲むなあ」と思いながら見ていました。
当校におけるほぼすべてのイベントは無料ですが、さすがにこのwine tastingは有料です。
費用は、一人5ドルです。
しかし5ドル払えば、いくら飲んでもいいわけですし、ワインの種類もたくさんあり、チーズなどのつまみもあるので、非常にお得な価格設定であることは確かです。
きっとお酒好きにはたまらないイベントでしょう。
実際に多くの学生が入れ代わり立ち代わり訪れてはワインを楽しんでいました。
International Leadweekから帰ってきてまた走り始めたのですが、先日Nike Run Clubに行ったときにちょっとしたハプニングがありました。
再開してからまだ日が浅かったこともあり、そして右足首の調子が今ひとつだったこともあり、いつも7マイル走るところを5マイルにしたのです。
5マイルのコースは7マイルのコールの一部を削っただけなので、初めてでも大丈夫だろうと高をくくっていました。
しかし案の定道に迷ってしまったのです。
夜の住宅街を迷いに迷い、5マイルだと30分強で帰ってこれるはずが1時間以上かかってしまいました。
しかも焦っていたので全速力で走る続けたのです。
結局8マイルか9マイルくらいは走ったと思います。
結果的にそこそこ走れるし、右足首もだいぶよくなっていることがわかったので良かったのですが、この年で迷子になるとは思ってもいませんでした。
ちなみにその住宅街は東京でいうところの田園調布のような超高級住宅街なので、治安の問題はなく、それが唯一の救いでした。
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