米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2010年1月26日火曜日

O家のかあちゃん  その2!

��家のかぁちゃんがシリーズになってしまったことに驚きを覚えつつ。



うちのかぁちゃんが大偉業を成し遂げました。

��3日早朝(日本では夕方)に第2子となる長女を出産しました!!!

とても「すんなり」とはいきませんでしたが、母子共に健康でホッとしました。



アトランタには日本がらみの産婦人科が無いため、出産前の定期健診等を含めエモリー大学病院を利用しました。



エモリーはビジネススクールの評価が高いことはもちろん、実はメディカル系は全国区だったりします。

実際、日本からもたくさんの研修医が勉強に来られていますし、感染病の予防や対策を行う機関では、日本でも猛威を振るっているH1N1のワクチンをつくっているそうです。



聞いた話では、アメリカでの出産はウン百万円もかかるそうな。

とても賄える金額ではありませんが、ご心配なく、エモリーの学生(及び家族)には素晴らしい保険が用意されていて、既に妊娠していても保険加入可能で、今回の出産費用も全額!!!カバーされます(されるハズ。。。)。

まぁ、保険料もそれなりに素晴らしいですが、出産費用には代えられません。



とはいっても、病気の話を英語でするのはナカナカ。。。ということもありますので、可能な分野であれば、当然日本人医師に診てもらっています。



それなりに都会で、病院のみならず、美容院や飲食系でも日系のお店を利用できるのもアトランタの大きなアドバンテッジだと実感します。



そうそう、アメリカでは出産後48時間以内に病院から追い出されます。

明日は退院手続きのため授業は欠席の予定。

已む無しです。



生まれた子供はアメリカと日本のどっちの国籍を選ぶのやら。。。

��家でグローバライズしていないのはかぁちゃんだけです。



��011 MO

2010年1月18日月曜日

2010 Spring スタート!!

楽しかった冬休みも気づけば終わり、

気づけば春学期がスタートする時期になりました。



で久しぶりにあったみんなに、Winter Breakの過ごし方を聞いてみました。

アトランタはフロリダに近いこともあって、

フロリダを訪れたInternationalの生徒も多いみたいです。

もちろん母国に帰って親孝行(?)していた学生もいますし、

アメリカ人の多くは故郷で家族と一緒に過ごしていたみたいです。



かくいう自分は英語を聞く&話す機会が明らかに減少した冬休みを経て、

英際能力がゼロリセットされていないかびくびくしながら授業スタートです・・・。



それはさておき、Goizuetaの1年目の秋学期はすべて必修課目でした。

春学期からは選択+必修科目となり、自分の興味ある授業を選べます。

人気教授の授業は早めに埋まっていってしまいますが、

意外と自分の望む通りにカリキュラムが組めるなーというのが私の感想です。

というわけで秋学期に苦楽を共にしたチームメイトも、

それぞれに自分の目指すキャリアに応じた授業を選択しています。



私は新年最初の授業でCold Callを受けるという幸先の良いスタートになってしまいました。

気合を入れなおして頑張っていきたいと思います。





2011 KU


2010年1月12日火曜日

Goizueta Real Estate Bus Tour



松の内も過ぎてしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。今年もこのブログを通じて、私達在校生がゴイズエタビジネススクールの特色やアトランタの街の魅力について紹介してまいりますので、引き続きご愛読のほどよろしくお願いいたします。

今回は、私が先日参加した“Goizueta Real Estate Bus Tour”について紹介させて頂きます。私は都市開発の仕事をしていた訳ではないのですが、教授の誠実な人柄とユーモア溢れる授業に惹かれて、この一年、都市開発財務に関する授業を受講してきました。このバスツアーは教授が教える授業の受講者から希望者を対象として教授並びに実務担当者(教授の教え子)から説明を受けながらアトランタの主だった建造物及び不動産を半日で見学するもので、学生及び教授の奥様を含む約30名が参加しました。

アトランタでは、官庁及び会社のオフィスや商業施設が集中して存在するダウンタウン、ミッドタウン、バックヘッドと呼ばれる地域の人口密度が非常に高く、この三地域は放射線状に拡がった州間高速道路を通じて半径20km程度の周辺地域内に住む人々を吸い寄せているようにも見えます。また、この三地域を除けば、私たちが通うビジネススクール周辺を始め、比較的緑に囲まれた穏やかな地域となります。

アトランタは、都市と郊外が適度に共存している街とも言えますが、無秩序に都市計画がなされた街と言った方が正確な表現となるように思います。オリンピック開催等によるここ十数年のあまりに急激な経済発展を考えれば、社会基盤の整備が追い付かなかったのも致し方ないとは思いますが、片側8車線の高速道路を出ると、片側1車線の一般道に通じる事もままあり、人間の体で言えば血液の流れが如何にも悪いという印象です。

ここ数年の間に、行政が中心となり、州間道285号線(アトランタ市を中心に半径 20kmの周辺地域を結ぶ環状線)に沿って、新しい街の拠点づくり、車輛負荷の抑制を目的として、LRT(Light Rail Transit : 現代版チンチン電車)を敷設する検討がなされているそうです。実務担当者曰く、昨今の経済情勢下で、些か停滞気味だが、アトランタの都市計画を改善させる上で、必ず前進させたいとの事。私自身はこの話を伺って、285号線全周ではなく、費用対効果を基に電車の走行地域を限定する等の工夫が必要では、という印象を受けましたが、車社会の典型であるアトランタに一石を投じるこのプロジェクトは、環境負荷の低減という意義からも今後是非進めるべきだと思いました。担当者の説明中に、渋滞中の反対車線で追突事故があり、彼のさもありなんと言った表情も印象的でした。

バスツアーに参加して、アトランタにもヨーロッパ調の建物や家々がある事や、現ミッドタウンでの大火事の歴史など、カーナビを使って目的地に辿り着く事に集中している普段の生活では知りえなかった事に気づかされ、アトランタという街を見る目がまた少し変わりました。今度、時間のある時にでも、車を止めて、家族で街をぶらぶらと散歩して、またアトランタと言う街を自分なりに観察してみたいと思います。


2010年1月1日金曜日

行く年来る年



気がつけば12月も31日。いよいよ2009年もおしまいです。



アメリカでは、クリスマスから正月にかけて故郷で家族とともに過ごす例が多いようです。もちろん、街中に出ればクリスマスのライトアップや、正月のカウントダウンイベントは見られますが、日本ほど特別な時期ではないようです。



��*)個々のイベントの演出度合いは物凄いですが・・・写真はLenox Square のMacy'sに飾られた巨大クリスマスツリーです。日本ほどきめ細やかでないので、だいたい1月上旬まで各地でクリスマスツリーが幅をきかせています(汗)



実際、新年は1月2日から仕事開始という会社がアメリカでは多いと聞きます。



日本であれば、忘年会から新年会へと宴会および諸々のイベントが続いていたものですが、自分のペースで過ごすことのできる12月はなんだかとてもいい感じです。個々の価値観やスタイルを大切にするアメリカ流がずいぶん馴染んできました。



Class of 2010の私たちはあと5ヵ月半ほどで卒業を迎えることになります。アメリカ流に慣れてはきましたが、今日ぐらいは「行く年来る年」に思いをめぐらせ、残る日々を悔いなく過ごしていきたいと思います。



Class of 2010 SY