米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2014年5月12日月曜日

GMSCとともに過ごした春学期を終えて

Class of 2015のHenryです。

夜が明けたら、いよいよ明日は卒業式です。
自分が受験生だった頃からお世話になり続けたClass of 2014の先輩方が卒業され、日本に戻って行かれるのはとても寂しく、だんだんと感慨深くなってきました。明日はこれまでの感謝の意を込めて、Goizueta流(?)に、ワイワイ送り出せたらと思います!


さて、私を含め、数人が今学期履修していた、4ヶ月に渡る実企業コンサルティングプロジェクト、GMSC(Goizueta Marketing Strategy Consultancyの略、詳細は過去の記事をご参照ください)が、5月8日の最終プレゼンをもって幕を閉じ、晴れてMBA1年目の全課程を終了しました。

思え返せば昨年11月、興味半分で参加したクライアントプレゼンから始まり、他の授業に先駆けて冬休み終盤にスタートしたBoot Campから、順次夏休みに入っていく周りの学生をよそに準備を続けた最終プレゼンまで、とにかく時間と労力を費やしたプロジェクトでした。

連日、深夜まで執筆を続けた本文50ページ、付録100ページ以上からなる最終レポートは、目に見える成果物として、本当に価値あるものになりました。

スライドを切り替えるタイミングを体に叩き込むまで何度もリハーサルを繰り返し、最終的には一度もスライドを振り返ることなく、アイ・コンタクトとジェスチャーで聴衆にメッセージを伝えた最終プレゼンテーションは、これまで1年間のMBA生活の中で、間違いなくハイライトとなる瞬間となりました。

それより何より、ほぼ毎日のようにミーティングで議論を交わしていたチームメートたちと結束を深められたのは、何ものにも代えがたい財産となりました。
特に印象に残ったのは、チームメートの1人からの、「この先、どんなチームプロジェクトもお前と同じチームでやりたい。それ程このプロジェクトを楽しむことができた。」という一言で、アメリカ人流のお世辞かもしれませんが、辛かったけれどやってよかったと、本当に嬉しくなりました!

なお、最終プレゼン後に表彰式があり、残念ながら私のチームは賞を受けることができなかったのですが、日本人同級生が属するチームがプレゼンテーションの部で見事最優秀賞を獲得し、本当に誇らしく思います!!


ということで、それなりのコミットメントは要求されますが、得られるものも大きいですので、Goizuetaへの留学を検討されている方は、GMSCの履修も検討されてみては、と思います!